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建築

投稿 2014/4/15 下午 03:02:03

1924年に東京帝大建築学科出身の井手薫さんが台湾総督府営繕課課長に就任し、積極的に台湾の現代建築の発展を推進した。当時のインターナショナル・スタイルの影響を受ける一方、1923年日本で起きた関東大震災を契機として、R.C構造(鉄筋コンクリート、Reinforced-Concrete)の建物は注目を集め数多く建てられた。
ハヤシ百貨店は6階建で末広町「店舗住宅速成会」の中で一番大きい建物である。
1931年(昭和6年)8月30日に着工式を行って12月14日から工事を始めた。建物は当時台南州地方技師兼台湾建築会台南州支部長の梅沢捨次郎により設計され(彼のもう一つの作品は元台南警察署庁舎、現在は市定古跡)、施工担当は田村作太郎、工事は一年も経たずに完成した。
その当時はまだ発展したばかり現代建築のむき出しのままの状態のコンクリートスタイルが一般の人たちに受け入れられず、洗い出し石またはタイル貼りを使って、石或いはレンガの模様に似たような壁面を仕上げした。ハヤシ百貨店の外観はこの二種類の仕上げスタイルを同時に運用された。建築内部の施設はその時代としては非常に現代的で注目を集めた。百貨店内にその当時まだ珍しかったエレベーター(台湾語:流籠)と手動式のシャッターなどを設置し、また屋上に1933年に築いた神社「末広社」をそのまま保存した。

当時各フロアの運営計画は次の通りである:

一樓販賣部
一階:タバコとお酒、化粧品、お菓子(と洋菓子)、日常生活用品を販売
二樓販賣部
二階:輸入品雑貨、子供服、寝室用品などを販売
三樓販售部
三階:織物と紳士服、婦人服を販売
4樓販賣部
四階:食器とおもちゃ、文房具、時計などの商品を販売
5樓餐廳
五階:レストラン階:洋食と喫茶店(お茶、コーヒー)
頂樓6樓
屋上階六階:機械室と展望台、そして屋上ガーデンと神社「末広社」がある(神社は1933年に設置された)